9/21(金)流れた時間



おはようございます(^-^)
今朝のWS流れた時間だけメモしておきますね編集のご参考まで。

9/21(金)
ラグビーW杯日本大会 開幕まで1年記念イベント
◆バリはやッ!5:33
◆ZIP6:12
◆アサデス。6:29 
◆めざまし6:40
◆ドデスカ6:42
popo@さんありがとうございます!







9/20(木)流れた時間


【追記】
テレビ埼玉見れる方チェックしてみてね!

◆テレ玉 ニュース930
21:30~
ラグビーW杯日本大会
開幕1年前イベント



お嬢様方、お疲れ様です!
ちょっとお知らせ☆

9/20(木)流れた時間
【関西】
◆嵐にしやがれ再放送
10:49味の素餃子/うちのごはん、五目ごはん
11:22ラグビーワールドカップあと1年スポット

◆ぐるナイゴチ20:30
ラグビーワールドカップあと1年スポット




◆NHK総合18:42~ラグビー関連ニュース
18:43~櫻井さん出席のイベント
※関西はローカルのラグビーニュースでした💦
元お嬢様ありがとうございます!

◆NHKニュースウォッチナイン21:58
◆ZERO23:35

9/19(水)流れた時間
◆TOKIOカケル23:32
めぐリズムデジタルつながり篇 
※関東関西流れたので全国的と思われます

mamaさんありがとうございます!



9/20(木)マイナビニュースより

アイドルグループ・嵐の櫻井翔が20日、都内で行われた「ラグビーワールドカップ2019日本大会 1YEAR TO GO KICK-OFF EVENT~1年前記念イベント」に出席した。


記事詳細コチラ→リンク
今後の日テレ系ニュース&スポーツ&WS要チェックです!※NHKでも流れたのでスポーツニュースは全局チェックです
【再追記】
めざまし、アサデス。ZIP翔さんお名前あるので全局WS要チェックです!
ノンタンさんありがとうございます!




相葉雅紀、「僕とシッポと神楽坂」原作者からイラスト贈呈され笑顔↓

記事詳細コチラ→リンク

何かあれば追記します!




【追記】9/18(火)~9/22(土)スケジュール


おはようございます!
今週の予定を簡単にまとめておきます
録画のご参考まで(^_^)/

9/18(火)流れた時間
◆関西キャスト17:39/18:44
うちのごはん、五目ごはん
9/19(水)流れた時間
◆関東ひるおび10:51うちのごはん
◆関東JALTBS11:26 テレ朝15:21/16:09


9/18(火)
◆NHK総合22:25~
グッと!スポーツ「知られざる“砂”の戦い ビーチバレーSP」

◆読売深夜1:29~ニノさん
【木村拓哉参戦!知られざる意外な趣味が明らかに!】

◆CMINDEX
JALメイキング
⇒放送予定はコチラ

9/19(水)
【追記】
◆23:50- LIFE!5ミニッツ
 ▽大野さんコント『スーパースター』

◆日テレ25:34~26:04
ONEラグビー ワールドカップまであと1年SP
【雑誌】
週刊テレビ誌発売日

9/20(木)
◆読売10:25~嵐にしやがれ【再】 
菅田将暉VS嵐わんこそば対決!平野レミ&櫻井お料理も!

◆19:00~VS嵐
◆22:00~櫻井・有吉THE夜会
◆10:45- LIFE!5ミニッツ
 ▽大野さんコント『スーパースター』

【雑誌】
◆non-no11月号
嵐連載/相葉雅紀

◆BARFOUT! 880円
⇒公式サイトへ
予約販売中の10月号(9/20売り) #BARFOUT! #バァフアウト!は、 #相葉雅紀 さんが表紙。相葉さんがバァフに登場するのは、2006年8月号にて #嵐 を全員集合で撮影して以来!10/12スタートのドラマ『 #僕とシッポと神楽坂 』のお話を聞きました。お楽しみに!(堂前) 表紙&グラビア12ページ

9/21(金)
◆26:48- LIFE!5ミニッツ
 ▽大野さんコント『スーパースター』

9/22(土)
◆NHK総合21:00~
LIFE!~人生に捧げるコント~▽日テレ・嵐にしやがれ&半分、青い。コラボSP

◆日テレ系21:00~
嵐にしやがれ NHKコラボSP!

【雑誌】
月刊テレビ誌発売日
※毎月24日発売・祝日の為

◆GQ JAPAN



何かあれば追加でお知らせします♪
今週も楽しい毎日でありますように♡




【追記】Mステウルトラフェス タイムテーブル


【追記】
◆18:35嵐の皆さん登場♪
嵐の曲披露は20:00台~です



お嬢様こんにちは(^-^)
Mステウルトラフェス
嵐の皆さんが曲を披露されるのは19:00以降の予定になっていますが

詳細はMステ公式HPへ→リンク


この振付が好き!
ニッポンの名曲BEST50のコーナー
◆13:11
44位「One Love」
◆13:50※追記
38位V6「WAになっておどろう」 
バックに黄金期Jr.
◆14:44
25位「GUTS!」
◆16:27
11位「A・RA・SHI」

◆18:35頃
スタジオ前の嵐さん
&CMあけスタジオ着席


◆19:30
CM明けスタジオ
嵐さんとさかなくん
ジャニーズダンスメドレー前
◆19:40
スタジオに広末涼子さん
僕とシッポと神楽坂のお話
◆20:13
星野源さんトーク潤くんと
潤くんに教わった舞台照明のお話
◆20:21
嵐トーク
潤くん、大野さん好きな振付のお話アリ
◆20:27
嵐スペシャルメドレー 
Troublemaker
Love so sweet
truth


【関東】  
◆15:32味の素餃子15秒
◆15:43頃JAL30秒
◆16:34
ジャニーズダンスメドレー直前に
「僕とシッポと神楽坂」予告
◆ニュースの後16:57
うちのごはん五目ごはん
JAL30秒もあり
◆17:17 ギョーザ 15秒
◆17:18 JAL30秒
元お嬢様ありがとうございます!
【関西】 
◆ワイドスクランブル10:57
うちのごはん
翡翠さんありがとうございます




【ネタバレ】映画「検察側の罪人」と原作本「検察側の罪人」感想

映画の感想を書こうと思いながら
2回目を9/1(土)に見てからもう15日…

今更ではありますが
自己満足の思い出に書いておきます。

所詮娯楽で鑑賞したオバサンの記憶力です。しかも字幕版ではない普通の上映回を2度見ただけなので、細かい点が間違っているかもしれません。


1回目は友達と8/24(金)公開初日に
映画「検察側の罪人」を見てきました
監督:原田眞人 原作:雫井脩介
出演:木村拓哉、二宮和也


ネタバレがあります
原作本の内容についても触れますのでご注意ください。

とても長いうえに
個人的な感想なので
何の参考にもなりません

(2007/8/28と12/25)
原田監督がご自身の日記
で言及されていた
いわゆるネットの書き込みに良くある
恐ろしくレベルの低い連中の意見です

監督が支持する「本物の映画ファン」とやらの高尚な感想ではありません


映画館で年間30~40本
当然自腹で25年以上見続けてる私は
僭越ながら自分のことを
いわゆる普通の邦画好きな
「映画ファン」だと思っていました。


しかし、原田監督のブログを拝読すると私のような人間は
幼稚で非常識でレベルの低い輩=「悪貨」とのこと
伝染歌(2007)を作られた際、ご自身のブログで伝染歌は「本物の映画」貶す輩は本物の受け手・映画ファンじゃないから「悪貨」として駆逐すべきとおっしゃっていたそうです。
それぐらいの強い思いがなければ映画は作れないのかもしれないですね。


監督が思う本物の映画ファンは
すぐれたものに出会ったら本気で褒める。
本気で拍手する人のことだそうです
それは、映画作りのプロセスに比べたらそれほどむずかしいことではない。とのこと

確かに私もその通りだと思います。
批判するのは非常に簡単
そこまで言うなら作ってみろ!ってことですよね。

その一方で監督は「ネットで高得点を弾き出しているのはベタな映画だけだ。マニュアルのごとき情報垂れ流しで見る前からどんな映画かわかっていて見たらそのとおり、なんの発見もない映画が好まれる世界だ。」とおっしゃっていたので、ただ監督の作品を面白くないとこきおろすのが悪い映画ファンではなく。監督がくだらないと思う映画を「面白かった」と言う人もダメだと言うことになります。

さて監督が心底嫌うネット批評の「悪貨」がまさにこの私の感想と言う紹介はさておき

映画やドラマは極力ネタバレ無しの状態で
何なら誰がどんな役柄を演じるかすら知らないまま見ることを心掛けています。

初見でも笑える、泣ける
感動する、考えさせられる
共感する、心を揺さぶられる
見終わったあとに映画館に来てよかったと思える
そんな作品が好きです


嵐のメンバーが出る作品は出演者のファンだからこそ贔屓目なしに、情報がない状態でみても純粋に楽しめるかどうかを感じたいと思っています。


先日放送されたNHKの対談番組
SWITCHインタビュー 達人達で二宮さんが
「様々な事情があって1回しか見れない人がいる。その1回の人に伝わらないものほど意味の無いものはない」と話されていて演者さん、少なくとも二宮さんはそう思っているのだと知ることができとても良かったです。


そんな私がはじめて映画「検察側の罪人」を見終わった時の感想は

「何これ、言いたいことが分からん
めっちゃ気分悪い終わり方やな
弓岡を殺して、結局松倉も殺すんか
いやマジなんなん?
映画はよく分からんけど
監督が伝えたいことだけは良く分かったわ」です。


ラスト最上と沖野が対峙するシーン
なぜあそこに「御宿タナン」の看板があるのか(白骨街道から帰還した祖父の別荘だとしても)バルコニーから沖野を見送る最上がハーモニカを吹こうとしているのは何か意味があるのか

沖野の悲鳴にも似たたけりは
検事として尊敬していた最上への
許されざる行為に対する苛立ちの叫びなのか
怒りなのか?その真意が分からなくて釈然としませんでした


公式サイトには
「犯人未明の殺人事件
対立する二人の検事。
正しいのはどちらの正義か」

と記されています。


そう言われましても正直ピンときません
映画の中の最上検事の行動は
ただの私怨にしか感じません

松倉に対する個人的な怨みで
邪魔になる弓岡を殺害した時点でアウトです
まったく正義を感じませんでした
死刑廃止論者ではない私でも
あのやり方は共感できません

なのにTwitterや著名人の感想をみると
皆、絶賛している

この作品の良さが分からない自分は
何か大事なシーンを見落としているのか?
理解力が足りないのか?と悩む程です

一緒に見た友達(原作未読)は
「良く分からないし、スッキリしない終わり方だった。まだ続きがあるのかと思う」というようなことを言います

ただ、ストーリーに関しては良く分からないけど出演者の皆さんは素晴らしい!という意見で一致しています。キャストに何の不満もありません。


他にもその設定や演出に
意味があるのか気になったのは
※川縁で丹野と最上が会話するシーン(奥に見える謎の白色舞踊集団)丹野のお葬式の異様さ

※沖野と橘さんが結ばれる流れがあまりにも唐突で不自然でとってつけたように感じる

※小田島弁護士の奥さんは何故リーゼント?

※最後に突然出てきた感満載の白川弁護士(山崎務)その白川弁護士がパーティー中の事務所を立ち去る際に松倉を忌々しく思っている風であったこと。等々


原田監督作品を見るには知識が必要だとV6ファンの友達に言われました。関ヶ原(岡田准一主演作)もそうでしたが、こんなこと当然知ってるでしょ?というスタンスで描かれる描写が多いので、それを知らない無学の人が悪いと

確かにそれはそうでしょう
しかし私は例えばインパール作戦について
全くの無知という訳ではありません 

知識が無いから分からないのではなく
難しいから分からないのでもなく
この作品を見て正義とは何か?を考えさせられることは無いと言うだけです。


松倉の命を、たとえ相手が犯罪者であっても尊重し冤罪を生まないよう行動した沖野検事に関しては
職務上知りえた内容を相手側の弁護士に教えるという守秘義務違反を犯していたとしても
ある意味正義を貫いたのではないかとは感じました

でもそれも絶対の正義とは思いません
できれば守秘義務違反を犯さず
戦える方法をとるべきだったのでは?とも思うからです(そんな方法があるのかは分かりませんが)
 


そんな話をしていたら既に原作を読んだ友達に
絶対原作を読んだ方が良いと勧められました

私にとっては憂鬱な作品だったので
上・下巻600ページ以上もの本を読むのは
気がすすまなかったのですが

結果読んで良かったと思います
ものすごくスッキリしました。

こういう事か!と腑に落ちました。
釈然としなかった映画とは違います
ぜひ原作を読んで頂きたい!


もちろん原作と映画が違うというのは
当然だし良くある話です

単純に原作と違うと非難している訳ではありません
映画は映画として成り立っていれば
違う部分もアリだと思えます

しかし「検察側の罪人」に関しては
設定、登場人物の信念やその言動の意味
そして何より結末が全く違うのです


映画を見て感じなかった
「正義とは何か?」
という問いが
自然と自分の中に湧き上がってくる
原作本にはそういうストーリーが描かれています



そして何より違うのは思想です
雫井さんの原作本は日本人である私が読んで理解しやすく特に政治的メッセージ性はありませんが、蒲田の事件を解決する重要人物である白川弁護士をいわゆる人権派(左派)として描いています。

※「人権派弁護士とは」近年日本国内において用いられる意味合いとして「在日外国人や事件の被疑者の人権擁護に熱心なだけで、被害者やその関係者の人権擁護には熱心ではない。一部の少数派の人権のみを尊重して弁護活動を行う弁護士」を指す場合が多く、主に蔑称として用られています


対する原田監督の映画は見終わったあとのモヤモヤ
本筋とは関係の無いところでも隙あらばと
あらゆるシーンを使って左翼的思想を主張するので辟易しました

最上がラブホテルに弓岡を迎えに行くシーンでは
ホテルの入り口にたむろするチンピラにまで
「この国は戦争をしようとしている」という謎のセリフを言わせます

話の流れ上必要とは思えないシーンの1つに
最上が「引くな引くな」と応援するように
若手女性検事に声をかけるシーンがあります。
女性検事が「相手が高島のブレーンだからダメなんですか?」と性犯罪について訴えるシーンも、実際検察審査会の「不起訴相当」が出た事件を匂わせていますが。これも不要なシーンです。

さまざまな改変シーンが続きますが
何より丹野のキャラクターを激変させた事を原作者の雫井さんはどう感じたのでしょうか?ぜひお会いして聞いてみたいです



【原作に無い設定】
インパール作戦で生き残った諏訪部の父と最上の祖父。その事により諏訪部は、最上の祖父を崇拝し最上検事に共鳴しているという設定は原作にはありません。闇社会の取引にかかわる、いわゆるブローカーで弓岡殺害時拳銃は準備しますが特にそれ以上の手助けはしません。しゃべることが出来ない謎の女もいません。

諏訪部について
【原作】
昔なぜ諏訪部が最上の取り調べには応じたか、麻雀の問題を出すくだりは原作にもありますが、最上がその問題を当てた事はきっかけにすぎません。
本当は最上が諏訪部の実家を調べ、諏訪部の兄を参考人に呼ぼうと思えば呼べるし、実家をガサ入れすることだってできるんだぞと脅しました。諏訪部の兄も調べれば事件になるようなことをやっていたし、それに兄は父親代わりで病弱なお母さんの面倒も見てくれていたから、諏訪部としてはそこに手を突っ込まれるのは勘弁して欲しいという理由だったのです。

最上は諏訪部の弱みを握っていて取引をしたのです。最上にはそういうエグイところもあると諏訪部は知っていました。
しかし物は売っても人は売らないという信条どおり、諏訪部は最後まで最上に拳銃を売ったことを吐きませんでした。
ある意味とても信頼できる売人であるといえます。


丹野について
【映画】
私がその存在に意味があるのか?と謎に感じた丹野議員ですが、闇献金疑惑で東京地検特捜部にマークされ、自分の持ち出した不正な闇献金の情報をマスコミに握りつぶされ、日本に報道の自由は無いと絶望します。

義理の父親である高島とその娘(妻)に反旗を翻し、高島がこの国を戦争国家へ導こうとしているのを止めたいと願う。強い反戦メッセージを伝える人物として描かれています

彼が自殺の場として選んだのは
妻の友人のビジネスホテルです
(※アパホテルを示唆していると思われます。中国人が嫌がるホテルらしいので、日本人としては大歓迎ですけどね。左派の人からみるとアパホテルは極右らしいです)


【原作】
原作でも義父である高島の闇献金疑惑で
東京地検特捜部に追い込まれる設定は同じですが

妻はごく普通の人で極右会議(日本会議のことが言いたいの?)にも出席していません、ネオナチやナチス、ヒットラーなどという言葉も出てきません。葬式のシーンにあの異様な黒い舞踊集団も泣き女集団もいません。

丹野は議員宿舎で首をつって命を絶ちます。
奥様の友だちのビジネスホテルからの飛び降り自殺ではありません

お葬式はいわゆる密葬で
ひっそりとしたものでした。
丹野を死に追いやった検察側の人間であったとしても、仲の良かった最上には葬儀にでてほしいと願う妻として描かれています


※ポイント※
お葬式に参列した最上は、棺の中に眠る丹野の死に顔をみて丹野から最上にしかできないことをやるべきだというメッセージを受けた気がします。

人間死んでしまえばすべてが終わる。そのときになってやっておけばよかったと後悔しても始まらない。罪を背負ってでもそれをやり遂げたことで、思い残すことがなくなれば、丹野より生きた意味があったと自分でも思えるはずだと


生前丹野は義父の高島について
「この国を良くしたいという思いがあの人にはある。ただの政争をやりたい人間じゃない。それが分かるから何とか守らなきゃいけないと思わされる。器がある人間の盾になるっていうのも立派な仕事だと思う」と最上に話すように、次期党首選へ出馬する義父を心から応援したいと思っています。

自分が犠牲になってでも義理の父親には信念をつらぬいて欲しいと願う、真面目な代議士として描かれています。

映画では折にふれて丹野が反戦メッセージを最上に伝えるので、見ている者はあのメッセージには意味があるのではないか?と物語の本質とは別の部分に気をとられてしまうので本当に余計な描写だと思います。


※ポイント
丹野の自殺によって最上は心が揺り動かされ、自分しかできないことについて考えます
丹野の自殺が最上の計画を実行へと導くきっかけとなるのです。
そういう意味で丹野の自殺は最上と沖野の検事人生のターニングポイントとなる出来事です


松倉が都筑夫婦を殺したのなら、その罪をかぶるのは当たり前のことだ!
そうではなく、やってもいない罪をかぶせることにこそ、それも己の罪過を上回る今回の事件のような罪をかぶせることにこそ、断罪を逃れた松倉に下される天誅として大きな意味がでてくるのではないか?と最上は考えました

ただ松倉を罰するのではなく、あえて冤罪としてより重い罪を背負わせよう!だからといって弓岡を逃がすわけにはいかない。そのためには本当の殺人犯である弓岡は自分の手で消そうと。

丹野の通夜に出たその足で、最上は現金50万円を握りしめ六本木へ向かい諏訪部に拳銃を用立ててもらうのです。


丹野の自殺は義父の高島へのダメージよりも
東京地検特捜部の方により大きなダメージを与えました。闇献金受け渡しの真相を知る重要人物がこの世から去り
特捜部は高島を訴追する足がかりを失いました。強引な捜査運びに対して死という強烈な拒絶反応を返された以上、地検内外で捜査の妥当性を問う声も上がってくるようになったのです



沖野と橘さんの関係について
【映画】
学生時代にキャバクラに潜入してその記事を書いたり、立会事務官になり検察の記事を書こうとする、とても意志の強い女性として描かれています。

終始沖野をリードする存在で、潜入記事の事が諏訪部と最上によって暴かれた時もすぐに退職し、結果彼女の後を追って沖野が退職します。官舎を出る沖野の部屋へ行き、引っ越しを手伝うでなく、橘からキスをしてなんやかんやでベットシーン。この流れは少し不自然に思います。共感したから寝るのか?

【原作】
橘 沙穂は優秀な立会事務官で手堅い仕事ぶりに加え、細やかな気遣いもできる女性です
薄化粧に眼鏡をかけ清楚を通りこして地味にすら感じますが、筋の通った強さを持ち何より沖野に敬意をもって働いていて
沖野の良きパートナーだと読者が感じる存在です。

沖野が退職しても事務次官はやめずに続けるので
小田島弁護士と一緒に松倉の無罪を証明するため奔走するのは沖野だけです
原作の沖野は若手検事として正義感にあふれ、仕事もできるし清々しさを感じるキャラクターです。 

そんな沖野が
最上の暴走によって、犯人ではない松倉を
連日のように尋問させられることで心身ともに憔悴します

なんとか自分を奮い立たせて頑張る!
そんなことを繰り返しながら葛藤し、やがて人として自分に正直に生きようと検事を辞める決意する沖野

心から尊敬していた最上に失望し
恐ろしいほどの孤独感を感じていた時も
変わらず隣に寄り添ってくれた沙穂と
沖野からの強い求めで結ばれるのです。

二人がそういう関係になることに
映画のような唐突感はありません

彼女に抱きしめられ彼女と結ばれることにより沖野から恐怖心が消え、自信がうまれ、大丈夫!自分は検事をやめられると確信するのです



事件について
【映画】
最上が丹野らと北豊寮に住んでいたことを映画では早い段階で橘沙穂が船木という記者から入手した情報で知ることになります。物語の前半から沖野は最上が怪しいと思っています

【原作】
弓岡が犯人である状況証拠がそろってもなお、捜査本部の方針は松倉が犯人であるという線を捨てません。それは23年前、女子中学生絞殺事件(久住 由季殺害)の捜査を担当していた捜査一課の田名部の指示であると沖野はにらんでいます。当時松倉を追い詰めながら逮捕できなかった無念から松倉に固執し、松倉を犯人にでっちあげるため刑事である田名部が弓岡を逃がしたのではないかとさえ考えています。
最後の最後、最上が北豊寮に住む学生だったと分かるまで沖野は彼を疑うことはありませんでした。沖野は心から最上を信頼し尊敬していたのです


松倉について
【映画】
いわゆるサイコパスとして描かれているように感じました
※サイコパスは病気いわゆる精神病ではなく、ほとんどの人々が通常の社会生活を営んでいます。そのため、パーソナリティ障害と位置付けられており、日本では反社会性パーソナリティ障害と呼ばれています。

欲しいものを手に入れたり、自分が単に楽しむために行動するのが特徴で。人を愛する能力や優しさが欠如している上、人の顔色をうかがって、騙したりする傾向ある。 反社会性パーソナリティ障害の人は一種のトラブルメーカーに当たり、アルコール依存症、薬物依存症、性的倒錯、犯罪といった問題を起こしやすい傾向があるとされる。

◆良心が異常に欠如している
◆他者に冷淡で共感しない
◆慢性的に平然と嘘をつく
◆行動に対する責任が全く取れない
◆罪悪感が皆無
◆自尊心が過大で自己中心的
◆口が達者で表面は魅力的

【原作】
確かに自分の勝手な理由で人殺しまでするのだから自己中心的な鬼畜であることに変わりはありません。しかしながら慢性的に平然と嘘をついたり、罪悪感が皆無な訳ではない。
悪質な性的犯罪者ではあるがトラブルメーカーというよりは街に紛れ込んでいても特に目立たない無いくたびれた感じの63才です。

松倉は一貫して蒲田の事件は否認。久住由季を殺したことは認めるが、蒲田の夫婦を殺したことは絶対に認めない。

しつこく尋問する沖野や森崎(蒲田署の刑事)に対してもバカにした口調ではなく、うんざりした様子ではあるが支離滅裂な答え方はしない。

何度聞いても同じように否定するので、沖野は疲弊していく。相手がサイコパスの松倉だから疲弊するのではなく。どう聞いても松倉がウソをついているように思えないから苦悩するのです。



最上について
【映画】
まったく家族らしさを感じない
この3人からは違和感すら感じる
わざとかな?最後まで偽物の家族のようだったけど

諏訪部の協力もあって弓岡殺害後も捕まることはなく平然と検事を続ける最上。

丹野から託された資料には、義父の高島がこの国を戦争国家にする資金として裏金を集めていると記されている
その事実を社会に暴露し、このままでは日本は戦争国家になってしまうことを訴えるのだ!日本は戦争をしようとしているんだ!正義を貫く志ある僕ちゃんは命をかけて訴えるぞ!反戦を!
 
って
あれ?この映画ってやたら
日本が戦争したがってるって言いますよね
すごい反戦アピールと謎の政権批判
裏設定の主役といっても過言ではない丹野(笑)

Twitterで翻訳してくださっていた
ブランドン・ストラカさん(米国)の声明文を拝読しました
彼は1年程前までは民主党支持者でしたが
左翼・リベラルの独善性に嫌気がさして離脱
他の人にも離脱を勧めています。
ストラカさんは元々ゲイ・ライツの運動家です

「左翼は、あるグループを攻撃し、侮辱し、非人間的に扱うことで、他のグループの地位を向上させることができると信じている。左翼は、ニュースを伝える際、目的が手段を正当化するのだから、嘘をつき、真実を省略し、事実を歪めることは無限に許されると信じている。」※一部抜粋

これは日本の左翼にもあてはまると思います。

友達に96億
イバンカに57億
北海道に5億

先日1万リツイート1万イイネ越えたツイートです
嵐ファンのTLでも何度も見かけましたが
少し調べればこれは嘘とわかる
こういうデマを広めるのが左翼です

特に政治的思想がない人は
根拠や出展がわからない情報をリツイートするとき少しで良いから調べて欲しい

嵐の事だったら眉唾ものの情報なんかすぐリツイートしないですよね?
デマを拡散する一翼を担わないでください。


96億加計学園のことですか?
この問題の闇は獣医師会から献金を受け、加計に限らず獣医学部の新設を阻止していた議員たちにこそあります。国民民主党の玉木雄一郎や立憲民主の福山哲郎、逢坂誠二、そして自民党の石破茂に話を聞くべき案件です。真実を知りたい方は2017年7月10日国会で述べられた加戸守行・前愛媛県知事の約20分間にわたる訴えの全文をぜひ読んで頂きたい。日本のマスコミでは報道されない隠された真実です。


イバンカ氏の個人的な基金ではありません
基金の正式名称は「女性起業家資金イニシアティブ」(We-Fi)。
世界銀行内に設置されているもので、途上国の女性起業家や女性が運営する中小企業を支援する目的があります。アメリカや日本、イギリス、カナダ、ドイツ、韓国など計14か国が支援を表明しており、総額3億2500万ドル以上の拠出が予定されている。2017年7月にドイツで開かれたG20サミットで立ち上げが決まり、10月の世界銀行・IMF(国際通貨基金)の年次総会で設立されたものです。イバンカさんが主導する訳でもなく世界銀行に集められる運用資金で、女性企業家への融資を行う事業なのです

北海道に5億に関しては
今年度予算の予備費である5億4000万を取り急ぎ拠出することを決定しただけで
9/7(金)の記者会見で菅官房長官は「予備費を含め、地方の首長が予算を気にせずに復旧、復興に尽くせる形をとりたい」と述べています。北海道で発生した最大震度7の地震や7月の西日本豪雨などを受け、2018年度補正予算案を編成する方針を固め早ければ秋の臨時国会に提出する予定。2018年度予算は予備費と災害対応予算で計4200億円を計上していますが。西日本豪雨の復旧支援には既に1058億円を支出し、7日の閣議で616億円の追加を決めています。普通に考えたら分かることです。北海道に5億だけの訳ないじゃないですか


「デマの拡散」私たち嵐ファンが普段一番嫌だと思ってることじゃないですか?
嵐のことを何も知らないくせに嵐やジャニーズ事務所の悪い噂だけがまことしやかに囁かれ拡散されるとき、悔しくて腹立たしい気持ちになりますよね?それと同じです。分からないなら調べる、調べるのが面倒くさいなら分からない事は拡散しない


映画に戻りますが、この作品にちりばめられた政権批判と反戦メッセージはとても偏った視点で描かれています。 
戦争反対は日本国民全員の思いです!なのでそれは別に間違いではありませんが今回そのメッセージをある一方的な立場から強く出したことで、検察を舞台とした肝心なストーリーが破綻してしまっています。


例えばこのシーン

身を隠す丹野と待ち合わせ
丹野を応援したいと言う最上に
お前は「体制側だから俺の気持ちは分からないよ」と拒否するシーンがある
これも最上が捕まらないための布石ですね


最上が権力を握り、社会を支配している側だから
どんな犯罪を犯しても、決して捕まることは無いのだと印象づけたかったから
あえて監督は最上を捕まえなかった
これはいわゆる印象操作です

現政権や官僚がどんなに悪い事をしてもその罪は隠せるのだと。そういう力があるのだと映画を見ている者に思わせるために
最上は捕まってはいけなかった
最上を捕まえなかったのはそのためです


映画の中の最上に正義を感じないのは
ある種、政治的イデオロギーとしての共産主義者と重なる言動があるからだと思います

共産主義と聞くと自由や平等を目指し、理想を実現しようとする思想というイメージがあるかもしれませんが、実はとても乱暴に物事を解決しようとする暴力的な部分があり、自分や仲間以外は排除するという排他的な思想であると言えます

マルクスの著書「共産党宣言」のなかに「共産主義者は、自分たちの目的が、これまでのいっさいの社会秩序の暴力的転覆によってしか達成されえないことを、公然と宣言する」という文章があります

マルクスは理想の社会を実現するには、社会を「暴力的に転覆する」以外にないと断言しました。反対するものは許さない。暴力を用いてでも排除する。自分たちの正義に反する者なら殺しても良いと言う考えです

フランスで刊行された「共産主義黒書」によると、これまでの共産主義による犠牲者は8000万人~1億人にのぼるそうです 。

そして今現在、この瞬間も共産主義による更なる犠牲者が増え続けています。例えばそれは北朝鮮による日本人拉致事件、漢民族(中国人)によるチベットやウイグル侵攻です。

映画では松倉に罪をかぶせるという自分の目的の為なら、本当の犯人である邪魔者の弓岡を殺してもかまわない。最上がそう考えたから弓岡を射殺したと思えます。

そして松倉が無罪となり、罪をかぶせることが出来なかったから最後にひき殺した。そんな風にしか捉えられません。最上の言動が共産主義的だと感じた理由はここにあります。


白川弁護士について
【映画】
かつて少年犯罪をおかした松倉の事件にかかわった事のある弁護士
その関係で今回松倉の弁護を担当することになる
劇中、白川の名前は会話の流れの中で何度か出てくるがその姿を見せるのは蒲田の事件で松倉が無罪となり
白川ローファームでその祝賀パーティを開く会場でだけ

なので見ている者にとっては白川弁護士(山崎務)がどういう役割を果たしたのかが全く分からず、私途中寝てたっけ?何か見逃したっけ??と狐につままれたような気持になる。
※初見では白川が突然現れたように感じる。原作読後の2回目でようやく劇中何度か白川と言う名前だけがでてきている事に気づく


【原作】
前述にもありますが、蒲田の事件を解決する重要人物である白川弁護士はいわゆる人権派(左派)として描かれています。
※エセ人権派などと揶揄される人物です

小田島と沖野は松倉を無罪にするため、目撃者を捜したり松倉のために証言してくれる人を血眼でさがしますが。誰も協力してくれません。防犯カメラの映像も見せてもらえずけんもほろろ。

小田島の妻・昌子が「検察の向こうを張ろうって言うなら、マスコミを味方につけるくらいのことをしなきゃ駄目よ」とその手法を自在に操る白川弁護士を見習うようアドバイスしたことから、松倉が事件を否認していることに少しでも興味を持ってくれていると感じた「週刊平日(左翼雑誌)」の船木記者にコンタクトをとる事になる

沖野が取り調べを担当していた検事であったという事を唯一のよりどころとして船木にこの情報が真実であると信じて欲しいと訴える

万策尽きた沖野は自分が証言台に立っても良いとまで言い出すが沖野の将来を心配する小田島はそれだけは絶対に許してくれない。そんな話をしている時、小田島の事務所に船木が知り合いの弁護士として白川を連れて来たのである。

白川は手弁当で協力すると言う(報酬はいらない)こうやって書くととても良い人のように思うかもしれないが、彼にとって大切なのはこの事件が世間から注目されていること。その殺人犯を無罪にすることにこそ意味がある。

刑事裁判の有罪率は99.9%
松倉を無罪に(もしくは死刑を回避減刑)して
自分の名を上げる事そのことこそが重要で
白川の目的は名声とそれに付随する金。


原作では白川弁護士が登場してから
事件がスピード感をもって解決へ進んでいくので
彼の存在はとても重要である 

今まで非協力的だった人たちが  
彼の話術と人柄でドンドンおちていく

無名の小田島には見向きもしない人々が
白川となら短時間のうちに信頼関係を築き
協力者として手を上げる様子は
とてもリアルだし味方だと心強いが
こんな風に他人を掌握できることは少し怖いような気もする。

そんな彼の存在が
映画ではバッサリカットされている。
この白川の存在を消して
強引に松倉無罪へ持って行くの
ある意味すごいけど(笑)



最上について
【原作】
弓岡を殺害してから4カ月後
山中湖畔の別荘地から薬莢が発見される
このまま死体が発見されたら…不安の中、日々が過ぎ

最上家では会話も増え
夫婦が食卓を共にする機会も増えていき
壊れかけた家庭が元に戻りつつある

次の休日は家族で食事にでもでかけるか…
などと考えていた矢先のこと
妻が焼いてくれたトーストを食べながら開いた新聞に
「山中湖の別荘地から男性の銃殺遺体発見」の記事が掲載される



山中湖で見つかった男性の遺体が弓岡であると分かった事から
今までは田名部が深くかかわっていたと思われる弓岡の失踪について
沖野たちにある考えが浮上してきます

「蒲田の事件と弓岡の死は関係があるはず
松倉と弓岡、二人ともに報いを受けさせる考えがあった人が犯人だとしたら
時効で裁けない松倉をこの事件の犯人にしたら、弓岡が逃げ延びてしまうことになる
なので法で裁けない方の弓岡は自分の手で裁こうと考えたのであれば
それをした人間も、自分の行いにある種の正当性を感じることが出来たのでは?」と


諏訪部から最上に拳銃を売ったと証言がとれなかった沖野は
最終手段として週刊平日の船木に最上検事の記事を書いてもらうことにしました

取材を進めていく中で船木が小田原の叔父さんの事や最上検事が北豊寮に住んでいたことをつきとめ記事にしたことで最上は追い詰められるのです

※最上は移動する手段として小田原に暮らす叔父(父の弟)に車を借りました。弓岡を乗せて移動するのも、その叔父さんの車なのでNシステムの映像から事件当日の最上の行動が暴かれ最終的には逮捕されます


弓岡殺しの詳細が明るみになるにつれ
家族が心を通わせる最上家
「俺がもしここに帰ってこれないようなことになったら、苦労をかけるが家のことはよろしく頼む。」という最上に、沈黙ののち朱美は
「明日の夕飯、何にしようかしら」
「何か食べたいものある?」
最上は彼女の思いやりに言いえぬ安らぎを感じながら答える。
「やっぱり、寒くなってきたから鍋なんかいいな…石狩鍋だ」
「いいわねえ」彼女は少し浮かれるように言った。

最上にささやかな幸せが訪れる気配があるからこそ
逮捕される姿を想うと切なくなる



最上が逮捕された翌日
松倉の釈放会見が開かれた
それをテレビで見ていた沖野

その会見で白川は「女子中学生殺害事件については自供したような報道がされてますけれど、これも捜査側による自供の強要があってのことで、本人は一切否定しておりますからね」と思わず耳を疑うようなことを話した。

それを受けて松倉は「まずは昔の事件くらいは認めろと。これは時効になっとるから、時効になっとるからと何度も言われまして…今回の事件の無実を信じてもらうにはそうするしかないっちゅうような、本当に苦しい気持ちの中で無理やり言わされてものでして…」とその時のつらさをありありと思いだしているように、頬をゆがめて話している。
 

もちろん白川や小田島は由季殺しについて松倉が強要されたわけではなく自供したことを知っています
けれど松倉は今回の冤罪でかなり苦しんだし、社会復帰するにしても周りの目も以前のようにはいかないだろうということで、ああいう主張をさせてあげるのも一つの手じゃないかと白川が提案し、実際は松倉が殺した由季のことも無関係と言うことにしてしまった。本当は殺人犯なのに。


松倉は確実に由季を殺していると原作を読めばわかる。
だからこそ余計に蒲田の事件だけでなく根岸の事件をも冤罪だと言ってもらえた松倉に嫌悪感を抱く。
殺人犯なのに無罪放免、世の中に自由に羽ばたけることに納得がいかない気分にさせられるのだ


松倉の釈放を祝うパーティーで
取調べでの非礼をわびたいという沖野に
松倉は激怒し
沖野が深々と下げた頭に痰を吐きかける

ツバではなくタンを頭に吐くって…
白川にたしなめられても怒りが収まらない松倉
松倉が殺人犯である一端が垣間見える 

そのくせ白川から祝の金を受け取ったとたん
怒りの形相は消え失せ、破顔している

何でも好きなものを食べなさいという白川に
「好物と言われても今思い浮かぶのは、白くて柔らかい…女性のおっぱいですかね、うへへへ」と答える松倉

最低や!このゲスが!
読んでいて気分が悪くなるシーンです


白川の事務所から出た沖野は
夜のオフィス街を歩く
冷たい風が頬を張るように吹き抜けていく
あの人、こんな寒い夜を今、どうしているのだろう…沖野はふと最上のことを思い、その瞬間、胸をぎゅっとつかまれたように苦しくなった

翌日沖野は弁護士登録の書類をそろえ
橘沙穂と待ち合わせをして小菅に向かった
最上に会いに行くために

最上はアクリル板の向こうで
セーターを着て、背筋が伸び、穏やかな笑みさえ見せながら椅子に腰かける
その姿は沖野の目にはムリしてそうしているのではと映ってしまいなんとも言えない気持ちになった。

しかし何のわだかまりもない声で
「久しぶりだな」と静かな声をかけてきた最上
「君には悪いことをした」

最上はその思いをかみしめるようにして唇を結んでからゆっくりと言葉は継いだ。
「君のように将来のある人間を検察から去らせてしまった。そのつもりはなかったが結果的にそうさせてしまった。それだけが痛恨の極みだ。ほかには何も悔いることは無い。俺はそれだけだ」

沖野は胸がつまり、何度か瞬きしながら息を呑みこんで感情のたかぶりを抑えた。そしてようやく声が出せるほどになってから、震える声で切り出した。
「最上さん…僕に弁護人をやらせてください」

沖野が告発に動いていたことくらい、最上は察していただろう。
普通に考えれば、口にできることではないのは分かっている。
しかし沖野は自分が弁護士として一歩を踏み出すなら、最初の仕事はこれしかないとまで思うようになっていた。

「お願いします。一生懸命やります。最上さんの力にならせてください。」沖野は頭をさげて頼んだ。
顔をあげると、最上は優しげな眼差しで沖野を見ていた。
「沖野…俺は本当にもういいんだ。十分助けてくれる人間がいる」彼は沖野を見つめながら諭すように言った。
沖野は虚脱感の中、それをみつめていた。


最上との面会を終え、待合室に戻った沖野を見て
沙穂は何も声をかけてこなかった
ただ沖野に寄り添い帰り道を一緒に歩いてくれる。
沖野も何も話さなかった。

東京拘置所の大きな収容棟
沖野はホームに立ちつくしその異容をやりきれない思いで眺める。
南北に羽を広げるようにして建っているあの建物の中の人間は決して自らの羽を広げるような自由は持たない。


最上の目は自由を失った人間のものではなかった。
司法修習の研修所で会った時と同じ目をしていた。
だからこそ、あの建物の中にいるのは似合わず、沖野は向かい合っていて胸がつぶれそうな気持になった。

沖野を検察から去らせたことだけが痛恨の極みだと言った。彼はずっと検事だったのだ。

時効で罪の償いから逃れた男に、彼はとてつもない代償を負わせることを思いついた。

やってもいない罪で極刑を科す…およそ考えられるどんな手よりも激しくすさまじい制裁方法だ。
冤罪がもたらす、血を吐くようないたましい苦しみを知り抜いている検事だからこそ選んだ手ともいえる。

ただ一つ、それをするには、彼自身も大きな代償を払わなければならなかった。
また新たに、罪の償いから逃れる人間を作るわけにはいかなかった。
それもやはり彼が検事だからだ。
他には何も悔いることは無いと言った。
あの建物の中にいてもなお、正義を見つめ続けているようであった。

沖野もそれを見つめていたはずだった。
しかし沖野の正義は
得意満面に自由を謳歌する松倉になり
アクリル板の向こうの最上になった。

沖野は分からなくなっていた。
自分は何を間違えてしまったのだろう。
何も間違えてないのに、こんな気持ちになるものだろうか。

沖野はもう何も分からなかった。
自分は何をしたかったのか
何を信じ、何の味方のつもりでいたのか。

正義とはこんなにいびつで、こんなに訳の分からないものなのか。

沖野は歯を食いしばって抑えようとしたが、自分の中から何かが崩れていこうとするのを止めることはできなかった。

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」
目の前を走り抜ける急行電車の轟音にぶつけるようにして、沖野は咆哮を全身から絞り出した。
沙穂が隣から沖野を抱きしめる。

「おおおおおおおおおおおおおおおおお!」
沖野は沙穂の腕の中でもがきながら叫び続ける。

自分はこれから、どう生きていけばいいのか。
いくら考えても分からない。

最上を救いたいと思って願い出たが、本当に救いたかったのは自分自身だったのかもしれない。

「おおおおぉぉぉぉああああぁぁぁぁ……」
声がかすれ、それは嗚咽に変わった。

急行電車が走り去り、線路の向こうに再び拘置所が姿を見せた。
どれだけ叫んでも届かない距離があった。
沖野はむせび泣きながら、あの人がいる建物が涙に溶けて行くのを見た。




なんてやるせないラストシーンなんだろう
こんなにも苦しく「後悔」に支配される正義があるのか

対して拘置所の最上は後悔してなかった
その姿やふるまいに無理をした様子を感じなかった
面会に来てくれる仲間や家族の存在が心強かった

沖野の正義が本当の正義だと
私も間違いなくそうだと思っていた

しかし原作を読んだ後は違う
松倉を刑務所に入れたい
松倉に刑をうけさせるべきだったと思う
なぜだろう 沖野は何も間違ってないのに

沖野の叫びは救いようのない絶叫に感じた
彼のそばに沙穂がいてくれることが
読者として感じる唯一の救いかもしれない

ラストシーンで咆哮する沖野の隣に沙穂がいることは重要なシーンのように思う。

かつて彼女に抱きしめられることで勇気をもらえた沖野は
いま沙穂がいても立ち上がることができない。


いつか立てる日がくるだろうか。
沖野の正義がこれで良かったのだと
心から思える日が来ることを願う



映画のラストシーン、ハーモニカに関して補足です。劇中の白骨街道のシーンで最上のおじいさんがハーモニカを吹いているシーンがあるとのこと日本語字幕版で3回目を見た友達から教えてもらいましたセリフだけでは聞き取りづらいシーンです。
丹野に支えられながら歩いているシーンで、兵隊がハーモニカ吹いていて、最上がおじいさんと言っているらしいです。なのでラストシーンもまたおじいさんの無念を想っての反戦メッセージだったのでしょうか





原作本は長編小説だから
全てを表現するのは難しい
そう言う意見もあるでしょう

しかし今回削られたエピソードは検察官である二人の正義を語る上でとても重要なシーンの数々です。
そして書き換えられ、書き加えられたシーンのほぼ全てが、必要の無いものだと言えます。

監督は自分の思想と政治的エッセンスを上手く散りばめたつもりなのでしょうが、左翼思想と、不自然な政権批判は完全に浮いています。

そんなプロパガンダにアイドルを巻き込むなんて信じられません。
彼らはそういう政治的思想とはかけ離れた場所にいるからこそ世界中から愛される存在なのではないでしょうか


突然ですが
私は日本が大好きです。
この国が将来も自分たちの家族、子孫にとって住みやすく、誇り高き国であって欲しいと願っています。

あらゆる攻撃から日本を守りたい。
けれど戦争をしたい訳ではありません


例えるなら自分が学校の先生だったとして
突然教室に暴漢があらわれて
今にも子供たちを刺し殺そうとしていたら
迷わず「さすまた」を持って暴漢から子供たちを守りたいと思っています。

左派の人たちはもし暴漢がきても戦わず
「話し合おう!話せばわかる!」という主義です
例えその間に子供たちが刺されてもなお
「話し合えばわかる!」と声高に叫び
逃げまどい子供は刺されるだけです。

もし私が誤って暴漢を殺してしまったりしようものなら、殺人者として一生罵り続けるでしよう。話し合えば分かり合えたはずだと。
それが左翼思想の人たちです


共産主義者は己の正義の為なら子供たちを刺し殺す側の人間です。
信じられないなら漢民族、チベット、ウイグルで検索してみてください。


こんな風に色々と考える私も
普段は特に何も主張しません。

嵐が好きで応援しみんなで楽しむことに
そんな主義主張はまったく必要ないからです
嵐を応援しているときは国やイデオロギーさえ関係なく皆が幸せになれるからです。


制作発表から一年以上
本当に心待ちにした映画でした。
原作のまま作られていたら、きっと素晴らしい作品になったことでしょう。
原作どおりの最上検事と沖野検事を木村さんと二宮さんに演じてほしかった。


アイドルというのは
政治的思想や人種や国を超越した存在です
彼らの言動が何百万人という人間に影響を与えるのです。彼らから発せられるメッセージは前向きで、明るく、平和的であって欲しいと思います


こんなことに利用されて
とてもショックです。
映画をみて、原作を読んで
作り替えられた作品に心底絶望しました。
本当にむなしく悲しいです。



長々と読んで頂きありがとうございました。






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